Hallo!
meerです。
今回は、私がアイルランドに1年住んでみて気づいたこと、体感していることを書いてみたいと思います。
そう、お金の話です。笑
お金といっても、今回のトピックはお店での【支払い方法】について。
私はアイルランドに来る前、数々のヨーロッパ諸国を旅しました。(アイルランドを除いて笑)
その当時の印象は、カードはもちろん使えるが、場所によっては現金のみのお店があったり、公共交通機関の支払いがカード支払いNGだったりするため、必ず現金を少しは持ち歩く。といった感じでした。
ということで、住んでみてわかったアイルランドの支払い事情を書いてみたいと思います。
1年で現金を使ったのは○○回
まず、結果からお知らせします。
私がアイルランドに来て、1年で現金を使った回数は…
…
……
………なんと1回。
リープカードという、日本でいうSuicaのような交通機関のカードがアイルランドにはあります。そのリープカードを作る前にバスに乗った時に現金で支払いをしました。その1度きりです。
びっくりしましたか?そうでもないですか?笑
もちろん生活スタイルで個人差はあると思いますが、これは本当の話です。
コロナウイルスの影響もあって、遠出という遠出をしなかったので、普段の生活で使わなかったということですね。
使用している支払方法
日本では、私がアイルランドに来る少し前(2018~2019年頃)からPayPayやLINE Payなど数えきれないくらいの電子決済が一気に増えましたよね。非常にお得で便利でしたが、あまりに色々な会社が決済方法を新たに発行するので、スマホの中が決済アプリだらけになったのを覚えています。
さて、アイルランドではどんな支払い方がメジャーかというと、私の印象だと下記3点。
・デビットカード
・クレジットカード
・現金
私の行動範囲だけに限ると、現金のみ!というお店は見当たりません。(シティセンターのほうにはあるのかな…?小さい個人経営のお店などは可能性がありますが、正直個人のお店でさえもカード支払いOKのところが多い印象です。)
この3点の中でも、注目したいのがデビットカード。
カフェで勤務していましたが、デビットカードが90%です。クレジットカード5%、現金5%。(本当です)
デビットカードとは銀行口座などに紐づけられたカードで、お店で使用すると即時引き落としになるものです。以前から私のブログで推しているRevolutはもちろん、アイルランドの各銀行(AIB、Bank of Ireland等)のものを使用している方が多いです。
そして、そのデビットカードの中でも、60%がスマホ決済、40%がカード媒体での決済です。※私のレジでの感覚調べによると
ここでいうスマホ決済とは、日本でいうPayPayのようなものではなく、先述した銀行のカードをAppleペイであったり、Googleペイに登録し、レジ前でスキャナーにかざしてピッ!という感じです。
クレジットカードを利用している人もそんなに見かけません。
現金に関しては、デビットカードやクレジットカードに苦手意識を持っている方や、あまりカード類に信用を置いておらず…という方が使っているというイメージです。私のお店はもちろんカードが使えましたが、カフェという場所柄、金額もそこまで大きくないため、余ったコインを使って軽くしたい!というお客様も多々いらっしゃいます。(気持ちわかります、コイン重いので持ち歩きたくないですよね…。)
さらにキャッシュレス?
コロナウイルスが蔓延してからというもの、アイルランドではキャッシュレス決済に拍車がかかっています。
先述したように元々カードやスマホのタッチ決済が主流だったのですが、ウイルスの拡散を防ぐ一環で【キャッシュレス決済オンリー】として現金の使用を避けているお店が格段に増えました。
スーパーなどでは現金はもちろんまだ使用できますが、好まれるのはキャッシュレス決済です。
公共交通機関の支払い
ダブリンの主な公共交通機関は以下の通り。
・Dart(ダート)…電車
・ダブリンバス
・Luas(ルアス)…路面電車
※全てリープカード(日本でいうSuica)を使用して乗車可能。
①Dart(ダート)
・乗車前&降車後にリープカードをタッチして支払い
・乗車前に券売機で支払い→クレカ・デビットカード・現金利用可能
②ダブリンバス
・車内リープカード支払い可能
・車内クレカ支払い不可→オンラインでリープカードへのチャージだったらカード類での支払い可能
・車内現金支払い可能(運転手さんに降車駅を伝えて支払い)←ですが、時間がかかる&おつりもらえないので、リープカードの方が好まれるしお得だと思います
③Luas(ルアス)
・乗車前に自動券売機で支払い→クレカ、デビットカード、現金利用可能
・乗車前&降車後にリープカードをタッチして支払い
ザっとこんな感じです。
現金も使えますが、ほぼカードが使えることがわかりますね。
日本との違い
デビットカードにしても、クレジットカードにしても、日本と違う点があります。
日本でカード支払いをするとき、一般的にはレジの店員さんにカードを渡しますよね?
アイルランドではカードを渡す必要がありません。
レジ前にカードリーダーが置いてあってお客様側に向いており、タッチ決済または自分でカードを差し込む作業をするのが一般的です。
おわりに
こんな感じで、現金を使わない生活を送っている私です。
スマホに全てカード類、スーパーのポイントカードも入っているので、身軽に生活しています。
スマホが突然不調になることも想定して、一応カード媒体も持参していますが。笑
私は現金を持ちたくない&持たない派なので、このような風潮は嬉しい限りです。
なにより今はコロナウイルスの拡散防止のためにも、積極的にキャッシュレス決済を使用していきたい所存です。
では、Tschüss!